北海道胆振地震
今回の地震で被災された方々、一日も早い回復を願います。
実は、この地震のとき旅行を兼ねて北海道にいる友人に訪ねていました。
ゲストハウスにいて地震に遭いました。
はじめはあまりの大きさと周りの静かさに、妄想なんじゃないかと思うほどでした。
地震の後すぐ停電生活、ついに電波もなくなり、一番情報が欲しい道民が情報を得ることが難しい状況でした。
正直どんな生活を送っていたか記憶が定かではなくなっています。
ここで思ったのは、北海道民の温かさ。
何でもない地元民でもない私に道民の皆様は「なんも、なんも」と、
被災されたのにもかかわらず手を差し伸べてくれました。
被災の当日、友人が家へ招いてくれて安心を得ることができました。
公共交通機関が止まり、信号も意味をなさなくなっている中、
わざわざゲストハウスまで迎えに来てくれました。
どこかに移動するだけで沢山の方々と情報交換ができ、
声をかけてくれて心配してくれたり、様々な出会いがありました。
きっと普段だったらすれ違う人だった存在だったことだと思います。
電波が回復すると、同じ道民の友人の方々から連絡がきていました。
会いに来てくれた友人もいました。
自分の心配も大切ではあるけれど、こういった状況でも他人を思いやれる温かさが今の関東人にあるのだろうかと考えさせられる状況でした。
もし、今東京に地震がきたとしたら、道民のような行動が私を含めて何人できるのでしょうか。
今回の地震によって私は何人にも助けられました。
感謝してもしきれなくて、こうやってブログにして発信して少しでも
恩が返せていればななんて思っています。